北海道・青森県|2012〜2026年の衛星データ
津軽海峡・函館沖のイカ釣り
漁火が濃いのは7〜11月
つがるかいきょう・はこだておき
人工衛星が14年分・168期間にわたって捉えた夜焚き漁船の光を集計すると、津軽海峡・函館沖で漁火がもっとも濃く観測されるのは8月です。7〜11月がまとまった盛期にあたります。
WHEN
いつ漁火が多いのか
夜焚き漁船の光が、月ごとにどれだけ観測されたかを示します。ピーク月を100とした相対値です。 晴れて観測できた回数で割ってあるので、「よく晴れる月ほど濃く見える」偏りは取り除いてあります。
濃いオレンジ=ピーク月、オレンジ=盛期(ピークの7割以上)、薄い緑=それ以外。
| 月 | 指数 | セル数 |
|---|---|---|
| 1月 | 12 | 660 |
| 2月 | 6 | 302 |
| 3月 | 13 | 751 |
| 4月 | 13 | 736 |
| 5月 | 11 | 607 |
| 6月 | 37 | 1,802 |
| 7月 | 91 | 4,830 |
| 8月 | 100 | 5,368 |
| 9月 | 87 | 4,487 |
| 10月 | 79 | 4,335 |
| 11月 | 72 | 3,816 |
| 12月 | 50 | 2,826 |
WHERE
どのあたりに出ているのか
漁火が観測された地点の水深は、中央値で105m(真ん中の半分が76〜155m)。岸からの距離は中央値で7km(約4海里)、半分が4〜10kmの範囲に入ります。沖の深い場所の漁火は大型の漁船によるものが多く、遊漁船が狙う帯とは限らないことに注意してください。
函館の「漁火」は夜景として知られる。スルメイカの代表的な漁場。
地図は登録なしで開けます。月の切り替えと全国の広域表示は無料です。
WHAT
8月に狙われている可能性が高いもの
海域・月・水深から見た候補です。衛星が捉えるのは光であって、イカの種類ではありません。 サンマ棒受網・まき網・タチウオなどの灯火漁、作業船、停泊船、外国漁船も同じ光として写ります。 断定はできないので、候補を並べる形にしています。
- スルメイカ96
- ヤリイカ62
FOR ANGLERS
乗合船・遊漁船で行くなら
ポイントは船長が決めるので、客の側が地図で場所を選ぶ必要はありません。 このページが役に立つのは「いつ予約するか」「どの港から出るか」を決めるときです。 盛期にあたる7〜11月は船の予約も埋まりやすいので、早めに動くのが無難です。
津軽海峡・函館沖に面する主な漁港・出船地
- 函館
- 恵山
- 松前
- 三厩
- 大間
遊漁船が出ているかどうか、夜焚きイカを扱っているかは港ごとに異なります。 実際の出船可否は各船に直接確認してください。
予約前に聞いておくとよいこと
狙いは何イカか
同じ「イカ釣り」でもケンサキ・スルメ・ヤリで時期も釣り方も変わります。
出船と帰港の時間
夕方から24時前に帰る便と、夜通しの便があります。
オモリグができるか
船によっては仕掛けや投入方法に制限があります。
レンタルの有無
竿・リール・ライトの貸出があるかで初回の負担が変わります。
FOR BOAT OWNERS
自分の船で行くなら
マイボートで出る場合は、漁火の帯に加えて航行できる範囲の確認が要ります。 地図には二級小型船舶操縦士で行ける範囲の目安線(平水区域+海岸から5海里)を表示できますが、 法的な最終確認は船舶検査証書とJCIの航行区域参考図で行ってください。
夜間の航行には航海灯などの設備が要ります。夜焚きは日没後の釣りなので、 装備と気象・海象の確認を先にしてください。
HONESTY
このデータで分からないこと
釣果ではない
漁船が集まった実績であって、釣れた記録ではありません。実釣データとの突き合わせはしていません。
1晩に1回だけ
衛星の通過は1晩あたり1〜2回。時間帯別の分布は原理的に取れません。
雲の下は見えない
曇れば写りません。観測できた回数で割って補正していますが、雲の多い海域ほど情報は薄くなります。
船の種類は分からない
停泊船や港の光は除いていますが、漁法や国籍までは判別できません。
FAQ
津軽海峡・函館沖についてよくある質問
津軽海峡・函館沖のイカ釣りは何月がいいですか?
衛星が捉えた漁火がもっとも濃いのは8月です。7〜11月が盛期にあたります。ただし漁火は夜焚き漁船が集まった実績であって、釣果そのものではありません。
津軽海峡・函館沖の漁火は岸からどのくらい沖にありますか?
中央値で約7km沖です(半分が4〜10km)。岸からでも水平線の上に見えます。
津軽海峡・函館沖の漁火があるのはどのくらいの水深ですか?
中央値で約115mです(半分が81〜187m)。沖の深い場所の漁火は大型漁船によるものが多く、遊漁船が狙う帯とは限りません。
津軽海峡・函館沖ではどんなイカが対象ですか?
海域・月・水深から見た候補はスルメイカ、ヤリイカです。ただし衛星が捉えるのは光であって種類ではありません。サンマ棒受網などイカ以外の灯火漁も同じ光として写るため、断定はできません。
津軽海峡・函館沖で出船できる港はどこですか?
函館、恵山、松前、三厩、大間などが面しています。遊漁船が出ているか、夜焚きイカを扱っているかは港ごとに異なるので、各船に直接確認してください。
NEARBY
近くの海域
FOR CHARTER OPERATORS
遊漁船・船宿の方へ
津軽海峡・函館沖で船を出されている方は、このページへのリンクをご自由にどうぞ(許可も連絡も不要です)。 「当海域は何月が盛期か」を客に説明するときの裏づけとして使えます。 港名や海域の区切り方に誤りがあれば教えてください。