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長崎県|2012〜2026年の衛星データ

対馬・壱岐周辺の漁火は
いつ多いのか

つしま・いきしゅうへん

人工衛星が14年分捉えた夜焚き漁船の光を集計すると、対馬・壱岐周辺では7月前後に漁火が多く観測されます。ただし月ごとの差は大きくないため、傾向として読んでください。

7月漁火がもっとも濃い月
4〜8月盛期(ピークの7割以上)
60,296漁火が確認された約460mセル
101 m漁火があった地点の水深(中央値)
16 km岸からの距離(中央値・約8海里)

WHEN

いつ漁火が多いのか

夜焚き漁船の光が、月ごとにどれだけ観測されたかを示します。ピーク月を100とした相対値です。 晴れて観測できた回数で割ってあるので、「よく晴れる月ほど濃く見える」偏りは取り除いてあります。

1602643644735896897100891968106411581259050100

濃いオレンジ=ピーク月、オレンジ=盛期(ピークの7割以上)、薄い緑=それ以外。

月別の漁火指数(ピーク月=100)と、漁火が確認された約460mセルの数
指数セル数
1月6016,377
2月6416,029
3月6417,921
4月7319,483
5月8923,722
6月8923,481
7月10026,000
8月9124,581
9月6817,840
10月6417,489
11月5815,139
12月5916,128

WHERE

どのあたりに出ているのか

漁火が観測された地点の水深は、中央値で101m(真ん中の半分が88〜112m)。岸からの距離は中央値で16km(約8海里)、半分が8〜26kmの範囲に入ります。沖の深い場所の漁火は大型の漁船によるものが多く、遊漁船が狙う帯とは限らないことに注意してください。

地図は登録なしで開けます。月の切り替えと全国の広域表示は無料です。

WHAT

7月に狙われている可能性が高いもの

海域・月・水深から見た候補です。衛星が捉えるのは光であって、イカの種類ではありません。 サンマ棒受網・まき網・タチウオなどの灯火漁、作業船、停泊船、外国漁船も同じ光として写ります。 断定はできないので、候補を並べる形にしています。

  • ケンサキイカ96
  • スルメイカ76
  • ヤリイカ62

FOR ANGLERS

乗合船・遊漁船で行くなら

ポイントは船長が決めるので、客の側が地図で場所を選ぶ必要はありません。 このページが役に立つのは「いつ予約するか」「どの港から出るか」を決めるときです。 盛期にあたる4〜8月は船の予約も埋まりやすいので、早めに動くのが無難です。

対馬・壱岐周辺に面する主な漁港・出船地

  • 厳原
  • 比田勝
  • 郷ノ浦
  • 印通寺

遊漁船が出ているかどうか、夜焚きイカを扱っているかは港ごとに異なります。 実際の出船可否は各船に直接確認してください。

予約前に聞いておくとよいこと

狙いは何イカか

同じ「イカ釣り」でもケンサキ・スルメ・ヤリで時期も釣り方も変わります。

出船と帰港の時間

夕方から24時前に帰る便と、夜通しの便があります。

オモリグができるか

船によっては仕掛けや投入方法に制限があります。

レンタルの有無

竿・リール・ライトの貸出があるかで初回の負担が変わります。

この地図が見ているのは「深夜1時半ごろ」の海です。 衛星は太陽同期軌道なので、どの地点もほぼ同じ深夜の時刻に1回だけ通過します。 つまり写っているのは深夜まで操業していた船で、夕方に出て24時前に帰る遊漁船の時間帯とは ずれている可能性があります。「漁火が濃い=その時間に釣れる」ではありません。

FOR BOAT OWNERS

自分の船で行くなら

マイボートで出る場合は、漁火の帯に加えて航行できる範囲の確認が要ります。 地図には二級小型船舶操縦士で行ける範囲の目安線(平水区域+海岸から5海里)を表示できますが、 法的な最終確認は船舶検査証書とJCIの航行区域参考図で行ってください。

夜間の航行には航海灯などの設備が要ります。夜焚きは日没後の釣りなので、 装備と気象・海象の確認を先にしてください。

HONESTY

このデータで分からないこと

釣果ではない

漁船が集まった実績であって、釣れた記録ではありません。実釣データとの突き合わせはしていません。

1晩に1回だけ

衛星の通過は1晩あたり1〜2回。時間帯別の分布は原理的に取れません。

雲の下は見えない

曇れば写りません。観測できた回数で割って補正していますが、雲の多い海域ほど情報は薄くなります。

船の種類は分からない

停泊船や港の光は除いていますが、漁法や国籍までは判別できません。

FAQ

対馬・壱岐周辺についてよくある質問

対馬・壱岐周辺のイカ釣りは何月がいいですか?

衛星が捉えた漁火がもっとも濃いのは7月です。4〜8月が盛期にあたります。ただし漁火は夜焚き漁船が集まった実績であって、釣果そのものではありません。

対馬・壱岐周辺の漁火は岸からどのくらい沖にありますか?

中央値で約20km沖です(半分が10〜28km)。陸から直接見るには標高12mほどの高さが要ります。

対馬・壱岐周辺の漁火があるのはどのくらいの水深ですか?

中央値で約104mです(半分が93〜112m)。沖の深い場所の漁火は大型漁船によるものが多く、遊漁船が狙う帯とは限りません。

対馬・壱岐周辺ではどんなイカが対象ですか?

海域・月・水深から見た候補はケンサキイカ、スルメイカ、ヤリイカです。ただし衛星が捉えるのは光であって種類ではありません。サンマ棒受網などイカ以外の灯火漁も同じ光として写るため、断定はできません。

対馬・壱岐周辺で出船できる港はどこですか?

厳原、比田勝、郷ノ浦、印通寺などが面しています。遊漁船が出ているか、夜焚きイカを扱っているかは港ごとに異なるので、各船に直接確認してください。

NEARBY

近くの海域

FOR CHARTER OPERATORS

遊漁船・船宿の方へ

対馬・壱岐周辺で船を出されている方は、このページへのリンクをご自由にどうぞ(許可も連絡も不要です)。 「当海域は何月が盛期か」を客に説明するときの裏づけとして使えます。 港名や海域の区切り方に誤りがあれば教えてください。