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北海道|2012〜2026年の衛星データ

道東・釧路沖の漁火は
いつ多いのか

どうとう・くしろおき

人工衛星が14年分捉えた夜焚き漁船の光を集計すると、道東・釧路沖では10月前後に漁火が多く観測されます。ただし月ごとの差は大きくないため、傾向として読んでください。

10月漁火がもっとも濃い月
10月、12月盛期(ピークの7割以上)
9,722漁火が確認された約460mセル
288 m漁火があった地点の水深(中央値)
27 km岸からの距離(中央値・約15海里)

WHEN

いつ漁火が多いのか

夜焚き漁船の光が、月ごとにどれだけ観測されたかを示します。ピーク月を100とした相対値です。 晴れて観測できた回数で割ってあるので、「よく晴れる月ほど濃く見える」偏りは取り除いてあります。

1632523424485406367388399551010011661279050100

濃いオレンジ=ピーク月、オレンジ=盛期(ピークの7割以上)、薄い緑=それ以外。

月別の漁火指数(ピーク月=100)と、漁火が確認された約460mセルの数
指数セル数
1月631,855
2月521,433
3月421,260
4月481,428
5月401,141
6月36868
7月381,034
8月391,203
9月551,632
10月1003,079
11月661,922
12月792,398

WHERE

どのあたりに出ているのか

漁火が観測された地点の水深は、中央値で288m(真ん中の半分が104〜954m)。岸からの距離は中央値で27km(約15海里)、半分が15〜38kmの範囲に入ります。沖の深い場所の漁火は大型の漁船によるものが多く、遊漁船が狙う帯とは限らないことに注意してください。

地図は登録なしで開けます。月の切り替えと全国の広域表示は無料です。

WHAT

10月に狙われている可能性が高いもの

海域・月・水深から見た候補です。衛星が捉えるのは光であって、イカの種類ではありません。 サンマ棒受網・まき網・タチウオなどの灯火漁、作業船、停泊船、外国漁船も同じ光として写ります。 断定はできないので、候補を並べる形にしています。

  • スルメイカ87
  • イカ以外の漁業光80
  • ヤリイカ62

FOR ANGLERS

乗合船・遊漁船で行くなら

ポイントは船長が決めるので、客の側が地図で場所を選ぶ必要はありません。 このページが役に立つのは「いつ予約するか」「どの港から出るか」を決めるときです。 盛期にあたる10月、12月は船の予約も埋まりやすいので、早めに動くのが無難です。

道東・釧路沖に面する主な漁港・出船地

  • 釧路
  • 厚岸
  • 根室
  • 広尾

遊漁船が出ているかどうか、夜焚きイカを扱っているかは港ごとに異なります。 実際の出船可否は各船に直接確認してください。

予約前に聞いておくとよいこと

狙いは何イカか

同じ「イカ釣り」でもケンサキ・スルメ・ヤリで時期も釣り方も変わります。

出船と帰港の時間

夕方から24時前に帰る便と、夜通しの便があります。

オモリグができるか

船によっては仕掛けや投入方法に制限があります。

レンタルの有無

竿・リール・ライトの貸出があるかで初回の負担が変わります。

この地図が見ているのは「深夜1時半ごろ」の海です。 衛星は太陽同期軌道なので、どの地点もほぼ同じ深夜の時刻に1回だけ通過します。 つまり写っているのは深夜まで操業していた船で、夕方に出て24時前に帰る遊漁船の時間帯とは ずれている可能性があります。「漁火が濃い=その時間に釣れる」ではありません。

FOR BOAT OWNERS

自分の船で行くなら

マイボートで出る場合は、漁火の帯に加えて航行できる範囲の確認が要ります。 地図には二級小型船舶操縦士で行ける範囲の目安線(平水区域+海岸から5海里)を表示できますが、 法的な最終確認は船舶検査証書とJCIの航行区域参考図で行ってください。

夜間の航行には航海灯などの設備が要ります。夜焚きは日没後の釣りなので、 装備と気象・海象の確認を先にしてください。

HONESTY

このデータで分からないこと

釣果ではない

漁船が集まった実績であって、釣れた記録ではありません。実釣データとの突き合わせはしていません。

1晩に1回だけ

衛星の通過は1晩あたり1〜2回。時間帯別の分布は原理的に取れません。

雲の下は見えない

曇れば写りません。観測できた回数で割って補正していますが、雲の多い海域ほど情報は薄くなります。

船の種類は分からない

停泊船や港の光は除いていますが、漁法や国籍までは判別できません。

FAQ

道東・釧路沖についてよくある質問

道東・釧路沖のイカ釣りは何月がいいですか?

衛星が捉えた漁火がもっとも濃いのは10月です。10月、12月が盛期にあたります。ただし漁火は夜焚き漁船が集まった実績であって、釣果そのものではありません。

道東・釧路沖の漁火は岸からどのくらい沖にありますか?

中央値で約20km沖です(半分が13〜30km)。陸から直接見るには標高11mほどの高さが要ります。

道東・釧路沖の漁火があるのはどのくらいの水深ですか?

中央値で約146mです(半分が86〜404m)。沖の深い場所の漁火は大型漁船によるものが多く、遊漁船が狙う帯とは限りません。

道東・釧路沖ではどんなイカが対象ですか?

海域・月・水深から見た候補はスルメイカ、イカ以外の漁業光、ヤリイカです。ただし衛星が捉えるのは光であって種類ではありません。サンマ棒受網などイカ以外の灯火漁も同じ光として写るため、断定はできません。

道東・釧路沖で出船できる港はどこですか?

釧路、厚岸、根室、広尾などが面しています。遊漁船が出ているか、夜焚きイカを扱っているかは港ごとに異なるので、各船に直接確認してください。

NEARBY

近くの海域

FOR CHARTER OPERATORS

遊漁船・船宿の方へ

道東・釧路沖で船を出されている方は、このページへのリンクをご自由にどうぞ(許可も連絡も不要です)。 「当海域は何月が盛期か」を客に説明するときの裏づけとして使えます。 港名や海域の区切り方に誤りがあれば教えてください。